経営一般
2023年版春季労使交渉・労使協議の手引き
『2023年版経労委報告』を企業事例・データ等で補完
- ■著者
- 経団連事務局編
- ■サイズ
- B5判
- ■ページ数
- 220頁
- ■定価
- 1,800円
- ■ISBN
- 978-4-8185-1945-9
- ■発行
- 2023年
本書は、経団連が公表する「経営労働政策特別委員会報告」(経労委報告)をより深く理解いただくための実務書です。統計データや雇用・労働法制の改正動向、人事労務管理のトレンドを踏まえた企業事例など、人事・労務担当者の参考となる情報を幅広く盛り込んでいます。
「企業を取り巻く経営環境」では、日本経済や労働市場、企業収益などの状況について各種統計データを踏まえて解説しています。
第Ⅰ部以降は、「2023年版経労委報告」に準じた構成としており、第Ⅰ部「雇用・人事労務管理に関する諸課題」では、エンゲージメントと労働生産性の向上に資する働き方改革に加えて、DE&I(Diversity, Equity & Inclusion)の浸透、円滑な労働移動等について解説するとともに、様々な企業事例を紹介しています。
第Ⅱ部「2023年春季労使交渉・協議に向けた経営側の基本スタンス」では、物価や賃金、社会保険料の動向、また、連合と主要産業別労働組合の春季労使交渉に向けた方針を記載しています。
その他、巻末では、労使交渉・協議で必要となる統計データや、旧労働契約法20条をめぐる判例の解説等を収載しています。
春季労使交渉・協議や働き方改革に取り組まれる人事・労務担当者の方にお勧めいたします。
<おもな内容>
○「企業を取り巻く経営環境」
・日本経済、労働市場、企業収益の動向 等
○第Ⅰ部「雇用・人事労務管理に関する諸課題」<企業事例13社>
1.エンゲージメントと労働生産性の向上に資する働き方改革
2.DE&I(Diversity, Equity & Inclusion)の浸透
3.円滑な労働移動
4.最低賃金
○第Ⅱ部「2023年春季労使交渉・協議における経営側の基本スタンス」
・物価の動向
・月例賃金の改定状況
・社会保険料の動向
・2022年春季労使交渉・協議の総括
・連合「2023春季生活闘争方針」の主な内容
・2023年春季労使交渉・協議における経営側の基本スタンス 等
○統計資料
・経済動向、労働力事情、企業経営の動き、人件費の動き 等
○参考資料
・有期雇用労働者の均衡待遇(旧労働契約法20条)をめぐる裁判例の概要 等